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|フカセ釣りアングラー:2015~千葉県外房エリアでフカセ釣りに熱中。

|中島塾メンバー:日本の磯釣り巨匠、中島忠行氏の教えを受け継ぎ実践。

|週末釣行の達人:外房エリアの隠れた釣りスポットを毎週探索。

|釣り哲学:型にはまらない釣りを信条に、独自の「フカセ釣り理論」を展開。心を無にして海と対話する、究極の釣りへのアプローチ。

|釣果のシェア:過去の釣りの記録はインスタグラムで公開中。

南房総~梅雨の合間の磯釣り

S__61693954 南房総~梅雨の合間の磯釣り

梅雨グレを狙って南房総へ。大潮の下げタイミングで磯に入る。蒸し暑く風も無い中、背負子を担いでいるだけで汗だくだ。そんな中、土曜日の南房総の磯には、数人がフカセ釣りをしているのが見える。

水温が上がり、多種多様な魚が釣れるようになってきた。潮が思ったより複雑で針外れなどもあったが、まずまずの釣果だ。

目次

フカセ釣り釣果

グレ38㎝ 尾長メジナ 28㎝ メイチダイ40㎝ オジサン28㎝

フカセ釣りの解説

潮の流れ・海の状況詳細

大潮~19時~22時迄。無風。波は穏やか。
南房総洲崎付近には黒潮が当たっているようで勝浦付近と比べると温かい潮が来ている。

S__61693955_0 南房総~梅雨の合間の磯釣り
S__61693957_0 南房総~梅雨の合間の磯釣り

今回のフカセ釣りの解説

大潮満潮から下げに入り19時頃、水深は1.5ヒロ位となる。海底には岩盤が複数存在し潮の流れは比較的早い。

釣りブログ-1 南房総~梅雨の合間の磯釣り

一部、川のような早さで流れそこにコマセを打つとポイントが遠くなるため、足もとかサラシまたは反転流にコマセを打つ。

波は一見穏やかだが、海の中の流れは結構激しく動いており、潮同士がぶつかる部分は潮の壁となって魚が居るポイントとなる。

いつものように「潮の壁」に仕掛けが入っていくようにガン玉やウキ下を都度微調整しながら、探っていく。

釣りブログ-2 南房総~梅雨の合間の磯釣り

絵のように仕掛けが直線に近い状態であればアタリは出るがサラシなどの影響で「S字」になるとアタリすらわからず喰ってもエサだけ取られる。

釣りブログ-3-1 南房総~梅雨の合間の磯釣り

「潮の壁」に仕掛けが上手く入ると、絵のようにウキごと仕掛けが海中に入り込む。横方向に入っているため根掛りはほとんどしない。魚は潮の壁、またはその下に居ることが多い。

潮の壁に入ったら、次のような事を試して欲しい。ただしラインは張っておくことが基本である。

止める

  • そのまま仕掛けを維持
  • 魚に見せる
  • 動かさない
  • オキアミの髭や足のヒラヒラが潮になびいて自然な誘いとなる

戻す

  • 「引く」の逆
  • 潮の流れに少し戻す感じ
  • 戻しながら魚の居るエリアを探る
  • 戻す距離イメージは、10㎝・20㎝・50㎝・100㎝と様々

誘う

  • 誘いは全てランダムに行う
  • 竿先で、ちょんちょんと引く
  • リールを少し巻く。1/3、1/2 一回転・・・ランダムに
  • たまに単調な誘いも効果的

コツを掴むと、すぐに釣れるようになる。ぜひ、自分なりの誘いを模索し、フカセ釣りの技術を高めよう。

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