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|フカセ釣りアングラー:2015~千葉県外房エリアでフカセ釣りに熱中。

|中島塾メンバー:日本の磯釣り巨匠、中島忠行氏の教えを受け継ぎ実践。

|週末釣行の達人:外房エリアの隠れた釣りスポットを毎週探索。

|釣り哲学:型にはまらない釣りを信条に、独自の「フカセ釣り理論」を展開。心を無にして海と対話する、究極の釣りへのアプローチ。

|釣果のシェア:過去の釣りの記録はインスタグラムで公開中。

酷暑の南房総堤防~南風強風の中の五目釣り

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真夏日が続く中、フカセ釣りでシマアジやショゴを狙いに堤防へ向かった。驚くべきことに、予想外の魚たちが次々とヒットし、釣りの醍醐味を存分に味わうことができた。
今回の釣行は、常に新しい発見と興奮に満ちており、一日中飽きることなく楽しむことができた。

目次

フカセ釣り釣果

S__62382082-1 酷暑の南房総堤防~南風強風の中の五目釣り

ヘダイ48㎝ ショゴ36㎝ グレ(メジナ):36cm 
メイチダイ30cm カイズ28㎝

フカセ釣りの解説

フカセ釣りの仕掛け

シマノの「極翔(きょくしょう)」08号を使用。この磯竿シリーズは、特に磯釣り用として高い評価を受けている。竿のコンセプトは「タメて獲る」であり、胴調子を活かして魚を引き寄せることが特徴だ。極翔08号は、繊細ながらも強力なパフォーマンスを提供するモデルだ。

普段は1.5号の竿を使用するが、今回は微細なアタリも見逃さないために08号を選んだ。

スクロールできます
道糸1.5号
ハリス1.2号
ウキ2B
ウキ下一ヒロ~80㎝

夕まずめのゴールデンタイム

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釣行は13時から17時。15時頃の上げ潮が始まると、海の様子が一変し、風と波が強くなった。その瞬間から、魚たちの活性が一気に上がり釣れ始めたのだ。沖へ向かう潮も次第に勢いを増し、コマセの効果が高まったのだろう。

S__62382088 酷暑の南房総堤防~南風強風の中の五目釣り

潮どまりから敢えて竿出しとする。干潮では釣れないことは承知していたが、海や浜の観察も兼ねている。案の定、最初はフグの猛攻に合う羽目に。しかし、仕掛けが合っていないとフグすらも釣れない。仕掛けの確認も含めフグさえもしっかりと釣る練習を行う。

フグ以外に最初に釣れたのは「イシガキダイ」。可愛い顔をしているが針を曲げるほど口が固い。
たも網に入れると風船の様に膨らんだ。針を外すのにとても厄介な奴だ。

S__62382085_0 酷暑の南房総堤防~南風強風の中の五目釣り

15時頃から波風が強くなり始め、アタリがあるタナに変化が見られるようになった。

釣り場の状況変化の移り変わりをまとめてみた。

  • 13:00~ 干潮 フグしか居ない 潮もほとんど動かず
  • 14:00~ コマセが効き始め他の魚も集まって来る
  • 15:00~ 波風が次第に強くなりうねりが入る。潮が動き出し魚も活性化。
    突然フグが居なくなる⇒ 強風と濁りで黒鯛が入ってきたと推測。
    タナは1.5ヒロ、カイズ(黒鯛)が釣れる。
  • 16:00~ 潮が沖へと速い速度で流れだす。沖にコマセが効いており外から魚が入ってきている様子。
    タナを1ヒロ以下に調整し、ラインを張るだけで釣れる状態になる。
  • 17:00~ 波風が更に強くなるが活性は止まらず。しかしコッパメジナしか釣れず納竿。
     

強風だと上潮が水面から0.5~1mくらい風に引っ張られる。下潮は逆に流れ、上と下の潮の境界線にコマセの帯ができる。魚はその付近に集まるのだ。

釣りブログ-10-1 酷暑の南房総堤防~南風強風の中の五目釣り

よって、タナは一ヒロ以下となり、都度微調整が必要となる。

場所-4-1 酷暑の南房総堤防~南風強風の中の五目釣り

初めは1.5ヒロくらいでタナを合わせていたが、エサが取られてばかり。ラインを張る前にエサが消えるため、アタリはまるで皆無。仕掛けを入れて数秒後には、エサだけが無残にも取られている。

釣れないとタナを深くしがちだが、ここは思い切って短くするのが勝負の鍵だ。

シマアジやショゴ狙いだったので、08号の柔らかい磯竿を使用したが波が荒れている状況でも大型の魚でも釣りあげることができる。

S__62382087_0-1 酷暑の南房総堤防~南風強風の中の五目釣り

今回、アジも潜んでいたはずだ。コッパメジナに与えるコマセとアジを狙うコマセの比率を8:2にし、タナを50cm以下と極端に短くする大胆な手法を試せば、アジもゲットできたかもしれない。

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