千葉県フカセ釣り 勝浦エリア磯 寒グレ本番!
2024年、私たちは冒険の旅立ちとして初釣りを迎えた。ベテランの先輩と共に、中島グループが今年特別にアクセスを制限している、まさに伝説の磯への特別許可を会長から得ることができた。
その知らせを受けた瞬間の興奮は、言葉では表せないものだった。 「禁断」という響きだけで、釣りへの情熱が湧き上がる。
我々のグループは、毎年、一定の海域を釣り禁止区域に設定し、メジナの保護に努めている。特に、簡単に釣れてしまう場所には、厳しいルールを設け、その守りに努めている。 釣り上げたメジナが小さければ、優しく海に返す。これは、我々釣り人の間での不文律である。この実践により、生態系への負担を減らし、持続可能な釣り文化の継続に寄与している。
この日の釣行はただの釣り以上の意味を持っていた。禁断の地での一投一投が、新たな世界の扉を開くかのようであった。心躍る釣り体験は、再び海へと足を運びたくさせる。
フカセ釣り釣果
グレ 33㎝~44㎝ 13枚
釣行データ
日時 | 2024.1.2 17:00-20:30 |
場所 | 勝浦周辺の磯 |
潮回り 中潮 | |
天候 波/風 | 北風1.0m/波0.8m |
水温 | 17℃ |
ロッド | シマノ16BBXスペシャル MZⅡ1.5-500/550 |
リール | 15BBXテクニウム C3000DXG |
ライン | ナイロン 3.0号 |
ハリス | ナイロン 3.0号 |
針 | グレ 6号 |
コマセ | オキアミ4kg×1ブロック V9-1袋 |
フカセ釣りの実釣解説
釣り場の状況
両脇に岩盤があり、中央は溝、奥で釣り座を構える。水深は満潮時で1~1.5ヒロほどだ。溝が途切れる箇所では、沖の潮とぶつかり、潮の壁が形成される。そこには魚が集まっていた。
千葉県の海は浅瀬が多く、溝を攻めると釣りやすい。しかし、大物を狙う場合、相当なテクニックが求められる。
フカセ釣りの仕掛け
一投ごとに仕掛けを微調整するのは、釣りの奥深さを知る旅だ。記憶を辿りながら「これで合っていたかな」と思案する瞬間は、まるで古の釣人と対話しているようである。
微調整は少々面倒に感じるかもしれないが、この手間ひまこそが、釣りの成功への鍵を握っている。特に、チモト(針のすぐ上)のヨレは、釣果に直結する重要ポイントだ。少しの不自然さがあれば、魚は警戒し、釣果に大きな影響を与える。
この細やかな調整を通じて、自然との対話を楽しむ。海の微妙な変化に敏感になり、魚の心を読む術を身につける。仕掛けの一つ一つが、成功への道しるべとなる。
潮の流れと攻め口
禁断エリアの名に恥じない、絶好の釣りコンディション。ほぼ無風の中、静寂を切り裂くかのように糸を垂れる。何とも言えぬ良い日である。一見、手前に潮が流れているかのように見えても、実はその力は沖へと向かっている。
軽すぎる仕掛けは、上潮に翻弄され溝の奥深くへと消えていく。この微妙な潮の動きを読み解くことが、禁断エリアでの釣りの醍醐味だ。ここでは、ただの釣りではなく、自然との知恵比べである。
糸を垂れるその瞬間、海の間には特別な絆が生まれる。釣りを通じて、海の深い知識を学び、自然と対話する。この禁断エリアでの釣りは、ただの趣味を超えた冒険であり、釣り人の技術と心を試す究極の場だ。
コマセは足元から始める。わざわざ遠くへ投げる必要はない。コマセが下潮から沖へ自然と流れていく。感覚的に潮の流れが読み解くことができることも重要だ。沖の潮との出会いが織りなす合流点が魚のいる場所ではあるが、大物はそこには居ない。
足元から沖へと広がるこの小宇宙で、釣り糸が新たな物語を紡ぎだす。海の神秘と釣りの楽しみが融合したこの場所で、次なる一投に心躍るフカセ釣りは贅沢な趣味であるといえる。
- ②ウキ下一ヒロの仕掛けを投入⇒潮に同調し①まで流される
- ①に到達するとウキがゆっくりと沈む(潮の壁に仕掛けが引っ張られて沈む)
- ①で仕掛けを止める、誘う、戻す(ラインを張っておく)
・魚がいれば喰います、仕掛けが合っていなければエサだけ喰われる、針掛りしない。
・時間経過と共に喰い渋る。仕掛け(ガン玉調整など)やエサのつけ方(オキアミ頭だけとか)を微調整して喰わせます。
ここまでなら3~4匹はいける、しかし徐々に釣れなくなってきます!何故か?
魚たちが学習しているからですね。またやり取りが激しいと他の魚は散ってしまいます。
更に釣果をあげるには・・・
- 短時間で、走らせないで「捕る」。周辺の魚を散らせないため。15秒以内。
- 同じ場所へ仕掛けを連続で投入しない。魚の学習能力は非常に高い。数か所に分散すること。
- 仕掛けの着水音で警戒心マックス⇒特に大物は喰わない。
①にはコマセが集結し、それなりのグレ(45㎝以下)は釣れます。しかし我々が狙っている50オーバーのグレはどこに居るのか?
沖の離れた所でこぼれてくるオキアミを喰っているようです。私は今回も大物はつれませんでしたが・・・。
今回MAX- 44㎝でしたが、周辺100m四方のエリアには大物も潜んでいたと考えられます。ただ釣れないだけ。
捕食に関して大物は知能が相当発達しています。10年以上は確実に生きていますね!それまで修羅場を乗り越えてきたのでしょう。
大物を釣るには、コマセの打つ場所、タイミング・仕掛けの投入箇所やタイミング・間の取り方などが重要です。
今後詳しく執筆していく予定です・・・
3.5時間釣りをしていましたがアタリが無い時間帯が15分×3回くらいありました。恐らくクロダイや大物が来ていると思われます。
喰わせる技術が未熟・・・日々修行!
フカセ釣り~ひといきタイム
千葉県外房エリア 冬の夜空
スマホでこんなに綺麗に撮れるんですね~。
実際に見ると幻想的な感じが味わえますよ・・・普通の方は冬の寒い夜磯なんか行くわけないでしょうね。
千葉県外房エリア 寒グレの刺身
今日の釣果は、新鮮なお刺身に早変わり! 海の恵みを存分に味わいつつ、我が家の食通、ワンコの「まる」くんも早く試食タイムを待ちきれない様子です。目で楽しみ、舌で味わう、家族全員で愛する海のごちそう。さて、まるくんにはどんなおやつが待っているでしょうか?