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|フカセ釣りアングラー:2015~千葉県外房エリアでフカセ釣りに熱中。

|中島塾メンバー:日本の磯釣り巨匠、中島忠行氏の教えを受け継ぎ実践。

|週末釣行の達人:外房エリアの隠れた釣りスポットを毎週探索。

|釣り哲学:型にはまらない釣りを信条に、独自の「フカセ釣り理論」を展開。心を無にして海と対話する、究極の釣りへのアプローチ。

|釣果のシェア:過去の釣りの記録はインスタグラムで公開中。

夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!

海の絵-4-1 夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!

寒グレシーズンがついに開幕した。潮風に包まれた磯場、心地よい波音、そして高まる期待感。釣り人にとって最高の瞬間が今年もやってきた。冷え込む磯場で飲むホットココアの温もりに癒されながら、いざ寒グレとの真剣勝負に挑む釣行がスタートだ。

夕まずめから仕掛けを投入し期待を胸に待ったものの、夜にかけてまさかのノーヒット。それでもここで諦めるわけにはいかない。コマセは全て無くなったものの付けエサだけで釣れると判断し、夜中に磯を移動しさらに攻める。
すると足元で竿がしなり、大物との壮絶なバトルが始まった。4号ハリスが一瞬で切られる圧倒的な力に、全身が震える――これぞ磯釣りの真骨頂だと感じた瞬間だった。

その後も粘り強く挑み、ついに奇跡の寒グレをゲット!しかも、コマセ無しにもかかわらず釣り上げたこの瞬間の喜びは言葉に尽くせない。

今回の釣行は、スリルと感動の連続だった。大自然の中での挑戦、手に汗握るドラマ、そして掴んだ成功――これらがフカセ釣りの醍醐味だ。次の休みには竿を握り、同じ興奮を味わいたくなるはずだ。ぜひ最後までこの物語を楽しんでほしい。

目次

釣り場と波風の状況

千葉県外房エリアで寒グレを狙うなら、攻略のカギは「海苔」にある。この季節、冷え込む海でも海苔は豊かに成長し、多くの魚たちがその海苔を求めて浅場へと集まるのだ。寒グレ(メジナ)もその例外ではない。

海苔は栄養価が高く、魚たちの格好のエサになる。寒い季節ならではの自然の恩恵が、釣果に直結するポイントだ。

スチル-2025-01-26-103549_1.38.1 夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!

今回のターゲットは寒グレ。狙いを定めたのは、海苔が豊かに生えた浅場の磯だ。このエリアは小潮の干潮時で水深50cm前後。足元ではわずか30cmの浅場だが、遠投すれば1mほどの深さがある。この条件下で、どのように寒グレを引き寄せるかが勝負のポイントだ。

スチル-2025-01-26-102803_1.37.4 夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!

夕まずめというチャンスタイムに仕掛けを投入。暗くなるにつれ魚の警戒心が薄れることを見越して、寒グレがエサ場に寄ってくるタイミングを狙う計画だ。この「浅場攻略法」で、果たしてどのような釣果が待ち受けているのか。自然との駆け引きにワクワクが止まらない状況だ。

釣行時間 ①16:00~22:00 ②23:00~0:30 

・波風共に穏やか 風はほぼ無風
・潮が静か過ぎ、釣果を上げるには困難か?

寒グレ釣りの醍醐味は、こうした状況を読み解き、自分なりの戦略を試すことにある。条件が厳しい浅場での一匹は、その価値が何倍にもなるはずだ。

小潮 夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!

フカセ釣りの釣果

夕まずめのゴールデンタイムは期待外れに終わり、アタリすらなかった。コマセで寒グレを引き寄せる作戦は失敗。しかし、ここで終わるわけにはいかない。

コマセを使い切った後は、付けエサだけのシンプルな釣りで勝負を挑むことに決めた。エリアを変え、寒グレとの新たな駆け引きが始まる

①(16:00~22:00)無釣果

②(23:00~0:30)口太メジナ36㎝  尾長メジナ34㎝

スチル-2025-01-26-094504_1.37.4 夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!
スチル-2025-01-26-094310_1.37.3 夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!

フカセ釣りの仕掛け

前半戦は浅場エリアを攻め、ウキ下を50~60cm程度に設定。ハリスにはジンタンG4を使用し、状況に応じてノーガン玉というシンプルな仕掛けで挑んだ。浅場特有の繊細なアタリを捉えるため、仕掛けの軽さと流れを意識した攻め方だ。

後半はエリアを移動し、満潮前後のタイミングで挑む。潮位が上がり始めたことで、ウキ下を一ヒロ(約1.5m)前後に設定し、さらに状況を見ながら微調整を加えた。

フカセ釣りの考察

前半の浅場エリアで釣れなかった要因を挙げてみる。

水温低下による活性の低下
 前日からの水温低下が原因で、魚の活性が極端に下がっていた可能性が高い。気象庁HPでは水温17℃とされていたが、磯場の局所的な環境ではさらに水温が低下していたと考えられる。寒グレは水温変化に敏感な魚であり、これが影響したのかもしれない。

大型魚の回遊によるエリアの制圧
 スズキや他の大型魚が浅場を回遊しており、メジナ(寒グレ)が警戒して近づけなかった可能性もある。釣れない理由のひとつとして、これらの捕食者の存在はよく挙げられる。

静かな海況による警戒心の高まり
 波風がほとんどなく、海が静かだったことで、魚たちの警戒心が高まったことも一因だ。磯釣りでは波気や風が適度にある方が魚の警戒心を和らげ、釣果につながりやすい。

2024-5-1 夕まずめ全滅…でも諦めない!付けエサだけで寒グレを攻略!

後半で釣果を得られたのは、根周りを徹底的に攻め続けたことが功を奏した結果だ。コマセを使わない(前半でコマセを使い切った)ながらも、狙いを絞り込む戦略が見事にハマった。

序盤ではハリス4号を一瞬で切られるという痛恨のバラシが発生。これには悔しさが残ったが、結果としてその大型魚がエリアを離れたことで、寒グレ(メジナ)が姿を見せやすい状況が生まれたのは間違いない。バラシの後も粘り強く挑み続けたことで、この成功が掴めたのだ。

今回のバラシの最大の反省点は、レバーブレーキを開放する前にラインを切られてしまったことだ。その要因のひとつは、ドラグの調整がきつすぎたことにある。足元の根に引き込まれた直後、アタリを感じる間もなくハリスのチモトから切られてしまった。

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ドラグが締まり過ぎていたため、リールからは異様な機械音が一瞬響き渡り、気づいたときにはもう勝負が終わっていた。こちらが一歩も動けないまま、大型魚に完全に主導権を握られる形となったのだ。正直なところ、このやりとりは勝負にすらなっていなかった。魚の方が何枚も上手だったと言わざるを得ない。

しかし、こうした痛い経験こそが次の一匹へのヒントになる。ドラグ調整をもう少し緩め、魚との駆け引きを楽しめる状態にしておくことが今後の課題だ。魚に翻弄されたこの悔しさを糧に、次回は一歩先を読んだフカセで更なる挑戦に挑む。失敗の裏には必ず成長のチャンスが隠されているのだ。

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